あぶすとらくと

つまり入力がゴミなら出力されるのもゴミというSE用語みたいなのがあるんですが、音も一緒でアンプへの入力に問題があるようならどうあがいても出力されるのはゴミのような音になってしまう。

前々からどうにもこうにも音がおかしいんじゃないか…具体的には2-4kHzあたりの出方がどうにも怪しく思いつつも何がおかしいのかよくわからなかった。ギターやベース本体を疑ってみたりとか。まぁ普通そうだとは思うんだけども。

結論としてプリアンプの入力段に不満があるんじゃないか…と思った次第です。
でまぁ…いろいろと調べてみたりして、そりゃーAvalonやUAのDIとかがもてはやされるワケです。
今710 Twin-Finity買うとUAD-2 Soloがついてくるみたいですが…9万円か…


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しかしTH-1を買ったばかりだし、今の私の経済力で気軽に買えるようなものは限られているんでちょっと気軽に買える金額じゃないですね



というわけで卓録の定番ART のTUBE MPです。覗いた楽器店で展示処分品をたまたま安くみつけられてラッキーでした。
そういえば昔バンド組んでたときにベースのやつが持ってきてVoのマイクにつないでたっけなぁ。値段も最近は安く手に入り易くなったみたいですね。

オーディオ的にうたわれるときに通すだけで音が太く…とかなんとなく耳にした時心地がよさそうな感じはするんですが数時間使ってみてわかったのはやはり低電圧で12AX7Aをドライブさせた時特有の中〜低域の膨らんだような出方が特徴で上の方の倍音が華やかにでるタイプではないので真空管タイプとしてはそんなにいい代物ではないんじゃないかと思う。

とはいえDIとして使えるもんで問題としていた信号レベルのマッチングにはやはり効果テキメンで期待したとおりの結果でした。しかし色をつけてしまうのでギターにはいいと思うけどベースにはあんまり向いていないような…。マイクプリアンプとしては音を濁しやすいかもしれませんね。でもいろいろ試してみたところベースとマイクを使ったアコギの収録もかなりいけますね。しかし単音とストロークで音量が変わってきやすいので結構ゲイン管理がシビアな感じです。

オーディオもそうですがやはりアンプ類は価格と重量と質は比例するんじゃないかと思いました。それでも入手できる価格から考えてみるとやはり手に入れてよかったと思いました。




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ちなみに今回の写真は久しぶりにPentax A40です。やはり質感の出方などはIXYなんかに比べるとこっちの方が好みですね。