▼ 2014/09/11(木) ZOOM MULTISTOMP MS-100BT
【DTM・宅録】
某ポイントがたまっていたので交換でZOOMのMS-100BTを手に入れました。
人気商品のようで注文したところではちょっと待たされる結果になりました。
すでに発売から少し時間が経っているのでいろいろなレビューがweb上にありますが…やはり手に入れてみてはじめてわかることの方が多いですね。
マルチストンプということで、単体のコンパクトエフェクターサイズながら、6個組のマルチエフェクターとして使用可能。選べる内容などはすでに先発の商品群とにた感じでZOOM G3なんかは前に試していましたがまさしく同じような感じですね。ただフットスイッチがひとつしかないものの一つを選んでバイバス…などということも可能です。
ZOOMのストンプショップのアプリからエフェクトを追加購入してDLして増やしたりできるのがこれの特徴でもあるんですが、無料で追加できるものも結構あって以外に重宝しそうです。
…というかベース用のエフェクトが標準のプリセットの中にはいってないので「あれ?」とか思っていたら追加DLできるようで…。BASS DRIVERとかSVTとかよくあるタイプのものは無料で追加できるようなのでこれはまた試してみたいなと思います。
さて、普通のエフェクターとしてギターに使う場合、ラインの音だけみると、G3などより個人的には音質がUPしているように感じました。おそらくこれは音の入り口と演算チップがかわってヘッドルームが高くなっていることが原因としてあると思います。G3の音の入り口はアクティブのDIが入っていてビンストだと8〜10kHzあたりでちょっと位相が狂う感じがしました。だもんでレンジが広すぎる場合ちょっとうまく対応しきれていない印象でした。
しかしこれは違いますね。ストラトから直に接続してもヘッドルームは少し高めにとってあって十分です。しかし出力の大きいハンバッカーなどだとちょっとボリュームを下げてやる必要があります。何か別のコンパクトの後ろにつなげるとかならいいかな…。
音のレンジは少し狭いかな…ただこのレンジの狭さが音にまとまりを作っている一面でもあるので使いやすい、扱いやすいレンジの狭さだと思います。あんまりレンシが広いのも使いづらいですし。逆にいうと弾くのが雑でも粗が目立ちにくいかも…ZOOMの1204とかあの辺りの狭さではなく、よくいうと90年代ぽいかなぁ。
youtubeとか上がっている上手い音作りしているのを見聞きするとうまい具合に効果がでているなぁと思います。そういう意味でこのマルチストンプとなうっているのはコンパクトっぽい音の質感だといえるでしょう。
さすがにME70と比較するとMEは空間系の音の質感やレンジなどハイファイに感じます。
歪に関しては音の入り口とヘッドルームの関係で、ZOOMとしてはかなりいい出来に感じます。全体的にG3よりはるかにいいようなきがするんですが…あんまりそういうレビューを見たことがないので気のせいなんだろうか…と思ってしまいます。
アンプとコンパクトのモデリングの両方で歪ませることができるんですが、どっちか1つにするのが個人的にはオススメです。
あと使い方としてダイナミックマイクをつなげてプリアンプ、チャンネルストリップとして使う方法ですが、マイクプリとして使うには増幅が足りず頼りないですね。あらかじめて何かで増幅した後、コンプ→EQみたいな形でつかうとよいと思います。
IO2のINSERTから接続してみるとうまく使えましたが…もう少しレンジの広さはほしいかなぁ…という気がしました。
それにしても若干のレンジの狭さはあるにしても1つで100種類を超えるコンパクトエフェクターを6つまで組み合わせて使えるわけですからとても使いでを感じます。
ZOOM MULTISTOMP MS-100BT
http://www.zoom.co.jp/products/ms-100bt/?lang=jp
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