▼ 2013/03/20(水) AUDIO TECHNICA AT2010
【DTM・宅録】
マイクを使う機会が増えてくるとやはり用途にあったものが欲しくなるのは必然で、ハンドヘルド型のコンデンサマイクとしてAT2010を入手しましたので軽くレビュー。
中身をあけるとポーチや本体がコンパクトに収まっています。ちなみにシールドは付属していません。
ポーチが結構厚手でしっかりしています。マイクホルダは弾力感のある素材でマイクにほどよいホールド感を与えます。やわそうですが弾力があるのでちょっと踏んだぐらいでは壊れないかも。
低価格帯のマイクにしてはグリルまわりや外観に安っぽさを感じにくいように思います。
グリルを外したところ。ほほぅ‥ここが例の高圧電流に耐えるところか‥と感心しつつも思いの他ゴツくてすごくしっかりしています。思うにそのようなヘビーデューティーさをアピールさせるデザイン的な面も考慮されていると思います。
サウンド
さて、実際の使用感の方ですがコンデンサマイクといっても普通のハンドマイク型ですのでボーカルのライブ向けみたいな用途で使われることが多いと思いますが、コンデンサマイクの明瞭感はほしいけど音づくりや扱いはダイナミックマイクの使い勝手が欲しい‥という場合に向いた製品だと思います。実際に音声の収録で外に持ちだして使う場面だとコンデンサの特性でダイナミック・マイクの使い勝手というのはかなり力になります。コンデンサマイクは高域までフラットに録音すると説明されることもありますが、実際のマイクの音はダイナミックマイクのような音質で感度が高いもの、高域まで拾っているけれどもブーストされたような高域をもつものなとありますが、このAT2010は低域から高域までフラットに全部均等に拾っているような感じでコンデンサマイクの特徴である低域のクリアさはもちろんのこと、高域までしっかりとらえてくれるので頼りない裏声でもしっかりとききとれるほどです。
SM57の代わりに音量の小さい楽器を狙うとか、もうちょいコンデンサっぽい特性が欲しい時にもよいように思います。強いて言えば高域の繊細さはあまりありませんが必要なら上のクラスを狙ってもいいと思います。
下の動画で実際に使用されているのですが、スピーチやナレにも聞き取りやすい音で非常によいと思います。ハンドリングノイズやシールドのヒットノイズもかなり小さく、ハンドヘルドタイプですので普通のサイドアドレスのラージダイアフラムのコンデンサマイクのように軽い衝撃で音が途切れるとかもありません。
ノイズレベルは普通のダイナミックマイクと変わらない印象で、全体的にとても使い勝手のよいコンデンサマイクに仕上がっていると思います。
ハンドヘルドマイクロホン AT2010
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