▼ 2012/09/04(火) ZOOMのG3購入
【日記】
今更安いマルチなんぞあっても‥と思ったんですが久しぶりにPODxtで音を出すことがあって最近のものの進化ぶりに興味が湧いて買ってしまいました。
G3のレビューもいくつか読むと歪みはいつものZOOMという値段なりというものから、G3でZOOMも変わった、かなりできがよいというものまで宝石混合で結局自分で使ってみないことにはよくわからないな‥と思いつつ、期待と不安まじりで何か子供の時のクリスマスぐらいに届くのが楽しみでした。
Ver2から6モデル選択可能になっているものの出荷されているという話は聞いたことがありませんでしたが届いたものはVer2となっていました。
実物を手にすると本体のサイズがB5版ぐらいで箱が思ったより小さいです。軽いしバンドやっているときにこういうものか欲しかったですね。
いっときGNX2を使っていたことがありましたがマルチでも重量が3kgを超えてくるとかなりずっしりですね。しかしGNXシリーズも今となっては見かけにくくちょっと変わった機種でもあるので久しぶりに使ってみたいという気もします。
ZOOMというと真空管のマルチである9150も持ってましたがあれはあれで結構よかったですね。
さて、マルチもののプリセットがいまいちなのはいつものことなので自力でエディットしていろいろ確認してみるのですが、操作も簡単で音の方もよくできてますね。
USBバスパワーで動くし、本体小さいしで、I/FとしてDAWでDIとして使うにも十分です。
2バンドのパライコと5バンドのグライコがあるし、最大6個まで同じものを組み合わせて使えるし、もちろんコンプもあるのでチャンネルストリップの代わりとしても使いでがあります。しかもZOOMのお家芸であるノイズリダクションが使えるのもポイントが高いです。
ギター用のエフェクタはベースをつなぐと低音がスカスカになるタイプのものもあるんですが、これは問題なく使えますね。ベース用のB3とつくりは同等に違いないとふんでましたが予想どおりです。ただB3の場合やりは周波数的にベース用にアレンジされている説もあるんですがこの点は有用な記事がみつからなかったのでよくわかりません。
アンプシミュとしてみるとPODxtと同等ぐらいの性能でAmplitubeとかTH2あたりと比べるとレンジが狭く平面的で一昔前な感じです。ただシミュとしては必要にして十分なクオリティと思います。欠点をあえていうとダイナミックレンジが狭いというか天井が低い感じです。この手のマルチは歪がデジタルっぽいといわれますが、フラットに入ったものがフラットに歪むのである意味素直というか‥そのあたりはギターを含めたシステム全体の音作りの上手い下手がでやすいと思います。
RackCompはDBXのシミュっぽい気がしますが、ストラトなんかはシャキーンときれいに潰れてくれるのでスタジオっぽい作りこんだクリーンも簡単に出せますね。これはなかなかです。G5になればOptCompがあるんですが、ナチュラルなかかりのコンプは入っているので特にいらんかなとも思います。
いまいちと思うのはモジュレーション系の出来ですかね‥。UNIVIVEとかPhaserとか。ChorusやPhaserはいくつか複数のタイプが選べるので作りこみよりキャラの選択に幅をもたせたという感じですね。フィルタもCombFilterはあるんですが、普通にHighやLowPASSはほしかったと思います。
しかし1.2万くらいでエフェクターとUSB I/FにもつかえてSEQUEL LEがついてくるとはとんでもない時代になったなぁと思います。これは1つあるとなかなか遊べる機種だと思います。
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