あぶすとらくと

長らくHalion2のままでサンプラーはReasonを主に使用していましたが、Halion4はかなりいいよという話なのでバージョンアップしてみました。
とりあえずインストールして立ち上げてみましたが、さすがにいろいろな部分に変更が見られずいぶんと様変わりしています。
とりあえずざっとプリセットの出音を聞いてみたんですが、ドラムキットは最近の大容量マルチサンプリングと比較するようなものではないですが、PCMぽくてまあまあよいように思いました。全体的な出音は結構きれいめな音ですね。
サンプルをトリガーして鳴らす場合でも素の音に近い出音なので違和感などを感じません。
肝心のサンプラーとしての機能ですが、高機能でかなり複雑なこともできるようになっています。
最初よくわからなかったんですが、プログラムツリーの中で階層構造が把握できるので、エディットしたい箇所をクリックして選択し、中央にあるエディタのタブを切り替えて編集していくというのがHalion4の基本的な編集スタイルのようです。
さらにレイヤーを作成し、レイヤーの出力バスなど任意に機能を割り当てるといったことが可能なので、かなり自由度が高いプリセットの作成が可能です。

単純にサンプルを鍵盤からトリガーするには、ファイルブラウザが中央のウインドウにあり、選んだサンプルを鍵盤部にドロップしてゾーンを追加できます。
PDFの説明書だけ見ていると高機能な分何か操作が難しそうに感じますが、簡単なことはかなりシンプルな操作で実現できるように考えられているようです。

マッピング機能に期待してたんですが‥Reasonのように自動的にピッチを検出して半音階に並べるというのはできないんですね‥不満らしい不満といえばこの点だけです。
タイムストレッチもないようですが、4.5betaではついているので早速アップデートしてみました。

もっとじっくりいじってみたいんですが、ちょっと今月はかなり忙しいので１１月半ばぐらいまではちょっとゆっくりできそうにないのが残念です。

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