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あぶすとらくと



2009/01/26(月) イコライザー

DTM・宅録
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これでイコライザーだけで3種、GE-7,GE-7B(生産完了品),EQ700と手元に揃いました。250HzをいじれるのはGE-7Bだけなんで現行のGEB-7よりこれが欲しかった。

イコライザーは単純そうでありながら全く持っていないとか軽視されている面があるものの本来は重要なエフェクターで一人数個もってたりしても不思議じゃないと思うんですが比較レビューとかがないんで個体的な差異とかがちょっとわからなんだ。HarmoneyCentralのEQ700のレビューではGE-7と大差ないという内容だったんですが、同一の極端なセッティングにするとGE-7の方が若干音が太いのでGE-7の方が位相の狂いが少ないと判断することができそうですが、ごく普通の使い方をする分には明確な差というのはない感じです。ただBOSSの方がクリック付きのスライダーなので0dbを基準に操作しやすいのがメリットですね。安いから使うかどうか分からないし…ならEQ700をとりあえず持っとくというのもいいかと思います。安い上に軽いのでスタジオにも気軽に持っていきやすいし、なんかここのJCはうまく音が決まらん…という場合の補正にもグッドなんじゃないでしょうか。欠点といえば電池の交換がしにくいことですね。

BOSSのは古い日本製なので中見るとやっぱりディスクリート。ベリンガーのは中開けると集積回路とコンデンサがちろちろのってるだけで結構スカスカ。現行BOSSの台湾製のはやっぱり中身が変わってるんですかねぇ…そのあたりはちょっとよくわからない。まぁディスクリートだから音がいいという事にはならないんですが、イメージ的にある種のオーディオ的な良さみたいなのを想像しちゃいますね。

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歪みものでも音が太いとか細いというのはよく話題にされるところですが、割と狭い範囲でブーストされていると太く厚みがあり、フラットな出方だと薄く音圧がないような印象になりやすいです。もちろんこの限りじゃないですが。音が太いといわれるものも特定の周波数がブーストされて出てくるようなものがあるのでハムだとちょっと低音過多で割れるようなものでもカットするといい音になったり、逆に周波数のピークを下と上に作る事で迫力のあるレンジの広い音にするという手もあり、イコライザーがあると結構重宝します。7バンドだと6.4kHzまでですが、10kHzあたりがいじれると歪みの粒感を変えられるので便利です。また歪みものの前にイコライザーをもってくるか後ろにもってくるかでも変化するし、両方使いソロ/バッキングと使い分けるという手もある。また倍音がよく出てくるいいギターなんかだと多少ボリュームやトーンを絞った方が色気がでることもあるのでギター本体では少し抜けの悪い音を作っておいて後から持ち上げるというのも面白い方法です。
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