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あぶすとらくと



2008/03/14(金) アコギの話

DTM・宅録
飛び込んだ楽器屋でなんか安くていいアコギないですかねぇ…とか話しながら試奏しつつ気がついたら数本弾き倒してて、結局満足できるようなものがなく、やはり無駄足だったかと思い試奏しながらもどううまく断ってスムーズに店を出るか…その時もうその事しか頭になかった。
そんな時店員がどこからか新しいギターを持ってきてチューニングを始めたんだ。それ迄とは全く異なるハーモニクスに注意が引きつけられてしまってもう手元の音なんて聞こえやしなかったね。


…とまぁそんなわけでそれが今回買ったEpiphoneのMasterbiltですわ。musiciansfriendのレビューでは全員がほぼ満点を投じているようによく出来たモデルといえる。やっぱり出音に音楽的な良さがある。
http://www.musiciansfriend.com/product/Epiphone-Masterbilt-DR500M-Acoustic-Guitar?sku=518105

その後数本また試奏したりしたんだけども指で弾く分にはいいけどピックで弾くとパッとしないとか、その逆だったり、ストロークはいいけどリフになると音楽的なヴォリューム感に乏しかったりと、シチュエーションが限定されているような感じのモデルが多かった。ま、価格帯的に仕方ないところもあるんだろうけど。
今の邦楽シーンなんかは歌伴でジャカジャカとストロークで鳴らすような使い方が多いし、客もそういうサウンドを求めるからそういったキャラが出来上がってるものの方が売りやすいし売れているのかもしれない。現代的にできているから弾きやすいしね。K・Sともにヤイリの低価格ラインなんかはそんな感じがするように思います。
(ただまぁ…実際CDやライブで聴けるサウンドはライブなら特にエレアコであったりするので思い違いしている若い子も多そうなんだが…)

プレイヤビリティに関して言うと実際のところGibson買収前のEpiphoneの往年のラインナップの製品を復活させたモデルらしくネックがかなり太く試奏した中でも群を抜いてた。(右は80年代ベージュラベルのFG) やはり少し弾きにくいぐらいのほうが楽器はいい音がするような気がしますね。
しかし少し気になるのはいいギターだと思うんだけど日本語ソースの記事やユーザの声というのがネット上に殆どないんだよね。digimartでも数本出ているだけで日本に入荷している数自体少ないのかもしれない。


080313_ac_neck.jpg


紹介ビデオにはギブソンの社長も登場。意気込みが感じられる。
http://img3.musiciansfriend.com/dbase/media/product/video/epiphone_masterbilt.wmv

楽器で曲ができることはないんだけどもより音楽的なインスピレーションを与えてくれるってことはある。おかげでいい曲が出来ような感じがしますわ。
拍手♪

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