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あぶすとらくと



2011/09/20(火) microX購入

DTM・宅録
microx.jpg

シンセを購入しました。KORGのmicroXです。
PCM系というのは決めていたのでこれかmicrostationかぐらいで考えたんですがサイズと価格でこれにしました。
X50と確か同時期に発売されたモデルながらきづいたときには早々とディスコンになってしまった製品で出た当時あんまり安くなかった印象が強いです。当然中古で手に入れることになったのですが、あんまり使われていないものだったみたいです。

製品の性格としてはサブのキーボードとしてとか、リズムマシンと組み合わせてとかを想定しているんでしょうけど、これ以降にKORGのシンセにつくようになった4段のパラメータノブとかいじってみるとよくできていると思います。結構ニッチなところで人気があるらしいのですがそれもわかる気がします。

フルサイズの61鍵がでーんと置けるスペースがあればいいんですが、そんな余裕はないのでさっと出して机の上において弾けるとなるとこれぐらいになるので妥当なチョイスだったと思います。というかほかに選択肢があんまりないんですよね。
しかし久しぶりにハードのシンセをさわるとやはりいろいろと楽しいので大きなものがやはりほしくなってきましたw
microXプリセットの内容をひととおりみおわっていろいろ音作ってみたりしました。何にしてもそこそこの音はでることはわかったんですが、出音は伝統的なKORGって感じがしますね。M1ももちろん入っています。

ちょっと不満に思ったのはフィルターのできですかね。フィルターはトーンコントロールっぽいかかりで、レゾナンスをあげるとFM変調がかかったような音になります。オシレータの設定部にFM機能がないようなのでそれらしいことができるようにってことなのかもしれませんが、303みたいなことはちょっとできないようです。

しかし久しぶりにハードをいじると何よりシンセの音作りの理解にとても役立ちました。DAWのソフトシンセやサンプラーで音作りするにもシンセ一台でなにやっているか改めて理解しなおすことで得るものがあるとは思ってたんですが、やはりいろいろ収穫がありました。
副産物としてはやはり新しい今時のシンセがほしくなってしまうことですね。
いまさら手に入らないのですがM50の鏡音カラーのやつがいいなぁと思いますw
http://www.korg.co.jp/News/2009/0914/

ソフトシンセが主流ではあるとは思うんですが、ハードのシンセの場合DAWとの連携をとりながら複雑なことが短時間でできることもあるのでワークステーションタイプは一台あると便利だなぁと思います。
MOXのレビューをみてこんなのが10万で買えてしまうのかと感心してしまったんですが、なんかシンセもある種の到達点にきたような気がします。
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