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あぶすとらくと



2008/09/05(金) dark knight

日記
8月から公開でしたがようやく「dark knight」を見に行ってきました。
一応バットマンの宿敵のジョーカーが話の中心ですがバットマンシリーズの作品として位置づけるのはちょっと難しいところがありますね。今迄のは割とユーモアを重視したエンターテイメント色の強いものだったので(まぁビギニングは暗いですけど)今回のはかなりシリアスで残酷性が高いといえます。バットマンの映画テーマ曲(確かbegining in the begining)も流れません。
前もって評判が高いことは知ってましたが、確かに悪役を描いた映画としてはこれは傑作に入れるべきでしょうね。CGなど絵作りや相変わらずの小道具のギミックもいいんですが、俳優の演技が非常に高く注意が引きつけられます。
ジョーカーはまるでハンニバル・レクターのように冷酷で計算高い人物になってますが脚本も相当なもので見る側の虚をうまくつきつつも、前作を見ていて分かる人には分かるところを作っていたりと楽しませます。ただジャンルがどうであれ基本的に脚本に一番大切なことは愛情をどう描くかということで悪というのもその愛情のあり方についての問題であることを実に見事に描いていると思います。
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