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あぶすとらくと



2008/07/03(木) ミックスをやりなおす話

DTM・宅録
なんか歪んでんなーと思ったらどうもリミッターが原因だったようで仕方がないので違うものに変えてみた。
ハイハットの透明感とかそれだけで随分とよくなった感じ。ちゃんと「シャンシャン」と鳴らず「ゴシュゴシュ」という感じになってたのはそういうところに原因があったんですね。
必要な周波数域だけとりだすようなやり方だとどうもペラペラな音になったりするんで前からバンドアンサンブルならごく普通に演るように録ってそのまままぜればいいだけのはず…とは思ってたんですが、うまくいかない理由がようやくわかったw 
録音にいれれる周波数域のスペースは限られているのでカットの仕方にどうもコツがあるらしい。というか1073のアウトボードを見ててうたれている数値がそのまま一つのガイドラインになることに気がついた。
http://www.hoei.co.jp/japan/product/ams_neve/1073.html

これにならうと、LowShelfの目盛りが35/60/110/220なんで簡単にいえばそれぞれの周波数をバスドラ/ベース/ギター/上物に当てはめてカットする減衰量を決めてしまう、HighShelfは12k固定みたいなんで高域の出方のみ調整、必要ない低域はHPFでカットして整理、あとはポイントとなる中域の出方を調整…と。基本的なところだけ抜粋すると結構シンプルなんだな…多分PAの人なんかはある程度こうやって決めうちすることで複数の対バンがでるようなイベントとかに対応してるんじゃないかな…と思った次第で。

トラックを見直しててEQの駄目っぷりにも気がついた。ローカットいれただけで高い周波数域に変な影響がでてて結局音痩せに繋がってたり、あと薄々感じてたんですがミックスであがったものがある種の傾向を帯びているのは何なんだろうかと…。どうもEQの特性によるもののようで複数のトラックで使用すると影響の出ている周波数域が結果的にブーストされていることに等しい。このことに気づいた時は正直頭がどうにかなりそうでした…orz
多分こういうところの音質の変化みたいなのはギターの音は特にわかりやすいんだと思う。

…でいろいろまた落としてきて数種類インストールしては使用前・使用後とかを細かくチェックしてみた。やはり高価で性能のいいEQはローの成分だけバサっととれますね。


…他いろいろ書きたかったんですが長くなったのでまた書きます
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